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Sercret Dialogue(1)
03-22[Mon] World Day for Water 『先輩、初恋の人って誰ですか?』 「秘密」 『相思相愛だなんて嬉しいです!』 「違う! キミのことじゃない!」 町のことが大好きな女の子の話。 03-23[Tue] World Meteorological Day 『先輩』 「ぐーぐー」 『天城先輩』 「すぴょー」 『……踵落とし!』 「ぐはぁ―――!」 『先輩のことが大好きです☆』 「キミは大好きな奴を足蹴にするのか!?」 最初からクライマックス。 03-24[Wed] World TB Day 「有希は強いよな」 『その私に、先輩は勝ったじゃないですか』 「あれは武器の性能差だろ。年齢もふたつ違うし」 『性別の違いを理由にしない先輩にびっくりです!』 「なにを食べたらそんなに強くなれるんだ?」 『ついには食べ物に要因を求めた!』 『なにも食べないと、じゃないですか?』 「そんなの弱体化するに決まっているじゃないか」 百四十六センチ三十六キロ。 03-25[Thu] Lady day 『先輩は大きいですよね』 「それなら上を見て話そうな」 『なにを食べたらそんなに大きくなれるんですか?』 「いや、まあ、元々身長はあったけどね。この家に来てからさらに大きくなったんだ」 『この家に来てから?』 『ああ、ヘンゼルとグレーテルですね!』 「オレ食われるの!?」 泥の魔女。 03-26[Fri] Katyusha Song Day 『子供の素朴な疑問シリーズ!』 「先生、天城亜狼」 『赤ちゃんはどこから来るの?』 「……サンタクロースが、愛し合っている夫婦に授けるんだ」 『大人にもサンタさんは来てくれるのですかっ』 「彼から見たらかなりの世代が子供なんだろうね」 『それはとても夢のある話です』 「オレには来たことないけどな!」 『二秒で夢が壊されました!』 三十四丁目の奇蹟。 03-27[Sat] Therry Blossoms Day 「ところでいまは春休みなのに、どうして制服を着ているんだ?」 『似合ってますか?』 「全然興味ない」 『先輩が着るよりはずっと似合ってると思いますよ?』 「オレが着ることは未来永劫ない!」 『そういう先輩だって、いつも学ランじゃないですか』 「これが一番落ち着くんだ」 似た者同志。 03-28[Sun] Silk Road Day 「編み上げブーツ」 『私の本当の武器ですね』 「履くの大変そうだな」 『見た目ほどじゃないですよ』 「見た目は有希の足よりかなり大きいよな」 『子供の足はすぐに大きくなりますからね』 「……つまり有希は腹ぺこにして猫を肩に乗せた状態で!」 「ぶかぶかのブーツでオレと戦っていたのかッ!」 『注目すべきはいつまでもそこですかっ!』 狼牙風風拳。 03-29[Mon] Spherical Moss Day 『ええ、分かりました。私のアイデンティティがあくまで戦うことだというのなら!』 「組み手でもするか? オレも有希から戦い方を学びたい」 『私が勝ったら、犬になってくださいね?』 「実力行使かよ」 『先輩が勝ったら、猫になってあげます』 「せめてそっちはキスにするとか、少しは捻ってくれよ」 『それは引き分けのときに』 「勝っても負けても悔いのないように全力で挑もう!」 「当たり前のように負けた!」 『先輩は怒りで鬼になるタイプなんですね』 ヒートアッパー。 03-30[Tue] Mafia Day 『先輩、お手!』 「はいはい」 『お座り!』 「もう座ってる」 『おかわり!』 「茶碗をよこせ」 『キスミー!』 「誰がするかっ!」 キスミーグッバイ。 03-31[Wed] Tour Eiffel Day 「しかし毎日家に来てるな、有希」 『先輩に言われたくないですよ』 「いや、一応ここはオレの家なのだが!」 『そういえば私、先輩と由未ちゃんの関係を殆ど知らないんですよね』 「由未はオレの―――妹だ」 『目と髪の色から見ればそれはそうなのでしょうけど、でも全然似てないですよね』 『とりわけその身長差と体重差は、見ていて胸が切なくなります』 「胸が切ないとな」 『先輩、もしかして由未ちゃんを虐待してますか?』 「好きな人を疑うとは、あるいは有希は正義の味方なのかもしれないな」 ダイアログパートとノベルパートで人格が異なる場合がございます。 04-01[Thu] April Fool 『今日は私の誕生日です!』 「エイプリルフールに産まれたのか」 『はい。学年最年少を約束されました』 「しかし当日に言うのでは信じてもらえないこともしばしばだろうに」 『実際のところこれも嘘ですからね』 『嘘だって言ってるのに、どうしてプレゼントを渡すんですか?』 「エイプリルフールに嘘をつくのは、もう古いイベントだからな」 式日。 04-02[Fri] Andersen's Birthday 『先輩に首輪をプレゼントされました』 「それをオレ自身に自慢されても」 『これはきっと飼い猫になれという意味に違いありません!』 「なれって言ったら、なるのか?」 『あれ? 予想外の切り返しですね』 「オレの飼い猫になれよ。ずっとこの部屋にいるがいい」 『ほ、本当ですか? わーい、第三部完っ!』 「じゃ、オレは由未と外に行くから」 『にゃっ!?』 『う……うにゃー……』 「いや、流石に冗談だけどな?」 薔薇色チョーカー。 04-03[Sat] Arbor Day 『先輩、いくつですか?』 「十四」 『めちくち甘党ですね』 「って珈琲の話かよ! 角砂糖を十四個も入れるなよ!」 『飲めないことはないですよ』 「それなら有希が飲め。オレは珈琲は飲めないんだ」 『それはどうして?』 「父親が珈琲党で、ミルクの代わりに珈琲を飲まされていたから」 「眠るのが仕事だったときに飲まされたからか、珈琲を飲むと眠たくなるんだ」 『それはとてもいいことを聞きました……』 眠れララバイ。 04-04[Sun] Tune a Piano Day 『そろそろ春休みも終わりですね』 「ああ、そうだな!」 『一度くらいデートしたかったです』 「デートくらい、いつだって付き合うぞ?」 『え? あれ? だって、私たちは付き合ってもいないのに』 「そう難しく考えるなよ。恋仲というのは、他人を納得させる為だけにある言葉だ」 「オレは有希のことが気に入ったから、だから一緒に遊びたいと思ってるよ」 『……その言葉を受けて先輩に惚れてしまいそうな私が居ます』 「いままでの怒濤の好意は!?」 好感度プラス。 04-05[Mon] Hair Cut Day 『アスレチックデート!』 「外に出たのはすこぶる久しぶりな気がする」 『それなら肩慣らしに、私を捕まえてみてくださいな』 「オーケイ、乗った。先手必勝!」 『甘いです! Yダッシュ!』 「待てぇー!」 『うふふー☆』 「あははー☆」 「一日が終わってしまった!」 『胸がどきどきしてる……』 「それはあまりにも遅い動悸、息切れだ!」 理系の兄、文系の妹、体育会系の君。 04-06[Tue] Castle Day 『昨日は理想的なデートでした』 「そうか? それならよかった」 『お礼に映画のチケットを差し上げましょう』 「貰えるものは貰っておこう」 『学校が始まったら、あまりここには来られなくなりそうです』 「それは寂しくなるな……」 『でも、休日は毎日来ますね!』 「それは一般的に押しかけ女房の領域だと思うんだ!」 第一・第三・第五土曜日は半ドン。 04-07[Wed] World Health Day 「明日から学校だ!」 『テンション急上昇ですね』 「学校より楽しいところをオレは知らないからな!」 『加えて今年度からは由未ちゃんと一緒ですしね』 「ああ。そうだ、有希に言っておくことがある」 『なんですか?』 「今日が終わったら、オレは由未に恋の告白をするよ」 『…………』 『戦争にでも行くんですか?』 「な、なんで?」 死亡フラグ。 04-10[Sat] Woman's Week 『それで恋の告白は成功したんですか?』 「亜狼くんが付き合いたいのなら、と枕詞が付いたよ」 『由未ちゃんらしいですね』 「でもま、これで晴れて恋人同士だ」 『兄妹から恋人って、なんだかグレードダウンしてません?』 「それは……そうかもしれない」 『それなら私は、先輩の妹になりたいです!』 『お兄様☆』 「どこのお嬢様!?」 見た目はお嬢様。 04-11[Sun] Meter Day 「オレと由未は、それぞれ父親が違うんだ」 『ああ、道理で血液型が違うんですね』 「いや、血液型が違う兄妹とか普通だから!」 『ということは、途中から一緒に暮らし始めたんですか?』 「去年のクリスマスイヴから」 『驚くほど最近ですね』 「でも、不思議とずっと前から一緒だった気がするんだ」 「二十年くらい前から」 『産まれてすら居ないです!』 クリスマス・キャロル。 04-18[Sun] Invention Day 『先輩』 「ぐーぐー」 『私の優しくない先輩』 「すぴょー」 『予想外の出来事もありましたけど、私は元気です』 「すやすや」 『ええ、むしろこれでようやっと物語が始まるといえましょう』 「ぐおーぐおー」 『だからこれは、黒い部分を吐き出す為の儀式』 『天空踵落とし!』 「すまん、それは避ける!」 『やっぱり起きてました』 エルメス。 (log1-13.html/2004-04-18) /シークレット・ダイアログ(2)へ |
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